非破壊検査とは
非破壊検査とは、“物を壊さずに”その内部のきずや表面のきず、あるいは劣化の状況を調べ出す検査技術のことです。
人類が将来にわたって健康な生活を送るためには、地球規模での自然環境を維持することが不可欠です。
このためには、工業製品や各種設備について、それらの安全性を確認しながら可能な限り長期間にわたって利用すること
により、廃棄物を極力減らす努力の積重ねが必要となります。
非破壊検査は、素材からの加工工程及び完成時の製品の検査、設備の建設時の検査などに適用することにより、製品や
設備の信頼性を高めて寿命を長くすることに役立っております。
また保守検査の一環として非破壊検査を適用することにより、使用中の設備などを長期にわたって有効に活用することを可能とします。
この結果、廃棄物を少なくして自然環境を維持するために非常に有効な技術です。
このように、非破壊検査は社会の安全を確保するための技術の一つであり、今後ますますその重要性が高まると考えております。
[主な非破壊検査適用物]
原子力発電所・プラント・鉄道・航空機・橋梁・ビル・地中埋設物等
[主な非破壊検査方法]
目視検査,放射線透過検査,超音波探傷検査,磁気探傷検査,浸透探傷検査,渦流探傷検査,ひずみ測定,漏れ 試験
アコースティックエミッション(AE),赤外線検査法等
一般社団法人 日本非破壊検査協会にて提供されております『非破壊検査がよくわかるノンディのアニメーション』
はこちらからご覧ください。